ホームヘルパーの仕事内容と活躍の場

ホームヘルパーは、高齢の方や障がいのある方の自宅に訪問し、生活援助や身体介護といったサービスを提供する仕事です。
家族の介護を在宅で行っている方や、仕事と介護を両立されている家族にとって、ホームヘルパーはとても頼りになる存在です。

ホームヘルパーの仕事内容は、大きく分けて「生活援助」と「身体介護」の2つがあります。
生活援助とは、料理を作ったり、掃除・洗濯をしたり、買い物に行ったりと、日々の生活で必要な援助を行うことが中心になります。身体介護の場合は、食事の介助をしたり、入浴・排せつの介助を行います。また、口腔ケアや体位の交換も仕事となります。
ホームヘルパーの仕事内容や現場の実態を把握するなら、ぜひこちらホームヘルパーを目指すを参考にされることをオススメします。

ホームヘルパーの新しい仕事として、改正介護保険法において平成24年から新設された、定期巡回・随時対応サービスというのがあります。
正式名称は定期巡回・随時対応型訪問介護看護と言い、それまでにはなかった24時間いつでも訪問を受けることが可能になりました。

定期巡回のサービスの場合、ケアマネジャーの作成したケアプランに沿って、ホームヘルパーが1日に複数回高齢者の自宅に定期的に訪問します。
ホームヘルパーは、食事や入浴・排泄の介助の他、安否の確認なども行います。

随時対応サービスの場合、高齢者が契約している事業所に24時間いつでも連絡でき、その事業所のオペレーターが訪問の必要があると判断した場合に、ホームヘルパーが利用者の自宅に派遣される形をとっています。ホームヘルパーとして夜間も働きたい人にとって、この随時対応サービスは最適だと言えるでしょう。